今時の小学生のお金の感覚

今日は小学校の卒業式、5、6年生以外はおやすみの為、3年生の3号とお出かけをしてきた。本人の希望は、薬局巡りで美容化粧品を買って欲しいと言う。

最近の小学生はお化粧をするのに、口紅やチーク、マスカラ、アイシャドウを欲しいと言うが小学生のお小遣いには少々高額な気もする。 個人的には自分のお小遣いの範囲であれば全額使ってしますても、それで後悔しても構わないと思っているのだが、ママゴラス的にはお財布に入っていて良いのは1,000円まで、お友達と奢ったり奢られたり、貸したり貸してもらったりの無いように気にしているようだ。 相談して夫婦の統一見解としてママゴラス案を伝えている。

そんな、お化粧品への想いがあるようだが、こちらから買ってあげる事はしないので、別案として外国人向けにやっていた【箸作り】をしてきた。 ※箸作りに関しては別の記事でお伝えいたしましょう。

車で出かけるのは好きだが、電車で出かけるのはあまり好きでは無い3号は、帰りは歩きで帰ってもいいと言うこととなり、4時間かけて歩いて帰る事が普段話せない事を話せる機会となり【小学生のお金の感覚】の相談話となった。

3年生のうちの3号のお小遣いは500円、正直買いたい美容品などを好きなように買える金額ではない、遊んでいる時の買い食いも大してできる金額ではない。 その為、家事、お手伝いごとにお小遣いを出している。 小さい頃は【皿洗い】で幾らか出していた。お手伝いのお小遣い制のデメリットとしてお小遣いが出なければお手伝いをしなくなる、家族として当たり前のお手伝いもしなくなる事から年齢を追うごとにカンタンなお手伝いではお小遣いは出さないようにしてきた。

疑問点は、お友達はお皿洗いをして500円もらっているようなのだが、ウチでなぜ貰えないのか?若しくは500円はもらい過ぎなのか、お皿洗いに限らず様々なお手伝いのお小遣い価格相場の感覚差異が3号を戸惑わせている。

我が家ではもはや単発のお手伝いは【家族の当たり前の行動】とする為、お小遣い稼ぎは【夕飯1週間分、5,000円チャレンジ】が主流なのだが、お友達からはお皿洗いと比べると、【コスパの悪い稼ぎ方】だと否定され、工夫の必要なお手伝いをしていると自負している3号は馬鹿にされている気持ちになるのだと言う。

世の中のお手伝いお小遣い相場にビックリしているワシと、何故我が家のお小遣い相場が子供のお小遣いとして出しているのではなく、世間で支払われるだろう実勢価格に寄せている事を話したら、本人より『仕事はAIや機械に奪われていく、食洗機があるしね』なんて、自身で結論づけていた。

5,000円で献立を考え、スーパーでなるべく安くお買い物をして差額をお小遣いとする事を、あらためて楽しんでいるようで、向こう2週間のお仕事予約をしてきた。頼もしい限りである。

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